ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第19話 進撃のティラミーゴ

さき待ちできる、できない?といったネタ振りを一時期よくしておりました。

さき=話しの続きに我慢できるか、否か!つまり録りだめで全話を一気に見るか、毎週を追うか、どうするか。

個人的なことを申させていただければ、アニメは録画溜めをしてから一気に視聴、特撮ヒーローは毎週の放送を追うようにしています。基準は単純で放映話数です。1クール分くらいなら、まとめてみられます。この頃は年齢のせいか、ちょっとふらふらしますが次回待ちで気になるよりはいいです。

2クールくらいになると、微妙になります。放送から半年も待ってからでは完全な出遅れ感があります。特撮ヒーローものに至っては、イベントを逃すことになりかねません。東映のニチアサは1年間まるまるです。一気に50話を駆け抜ける!みたいなことをしてみたい気がしますが、その直後の生活パターンがどうなるか?ちょっと、恐ろしい(笑)

今回リュウソウジャーは某アニメを意識していないなんて言わせないタイトルです(笑)。ティラミーゴがどれほど活躍するのか、そして相棒としてのメルトがどれほどのものなのか?と楽しみにした回であります。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【進撃のティラミーゴ】前振り

ロングスパンの撮影は、現場で起きた化学反応で当初の予定を少しいじってきたりします。端的な例としては、演じている役者に影響を受けてキャラクターの幅を広げるパターンです。
例えば『仮面ライダーエグゼイド』の檀 黎斗だん くろと。本来なら同情の余地などない圧倒的な敵でした。貴利矢の殺害や仮面戦隊ゴライダー辺りでは、途中退場しようがラスボスとして復活するだろうぐらいの悪役でした。ただ演じている岩永 徹也(いわなが てつや)の資質を鑑み、普通に悪役で終わらせてはもったいないというスタッフから声が上がる。プロデューサーも単純な流れで敵役を作りたくない。こうして、単なる愛されキャラ檀黎斗神(だんくろと・しん)が生まれます(もっともその後また複雑な経緯を辿ることになりますが)

夏恒例の映画が公開中です。その公開に合わせた座談会において判明したことが「普段においてイジられ役は綱 啓永(つな けいと)メルトを演じている俳優の立ち位置がそのまま役柄へ反映されているようです。役者の性質をうまく取り入れて(笑)出来上がったメルトが活躍する回がおもしろくないわけがない。

しかも犬猿の仲といっていいティラミーゴと組ませたエピソードを演出するのは上堀内佳寿也に、脚本は山岡潤平。メインコンビが担当です。放送当初では予想もしなかった、おいしい役どころになっています。

進撃のティラミーゴ

冒頭

いきなりですが、実物大のティラミーゴです。大人の身長の高さくらいあり、尻尾からの全長は相当大きいです。

これが野球したり、土手を歩いたりしています。人々は気さくに挨拶を交わし、子供達も当たり前のように横を通り過ぎていきます。
シュールな映像のてんこ盛りです。

もはやリュウソウ族の存在は秘密にする必要はなくなったようです。街中において巨大ロボで暴れまわっていることですし、もう存在は有名でしょう。帰る村もありませんから、馴染んでいくことはいいことです・・・たぶん。

誰をも愛する心優しき騎士竜ティラミーゴですが、唯一キライなのはメルト!と本人が聞いたらダメージを受けそうな事実が出たところでオープニングです。

前半

いつものように龍井家です。オープニング後は必ずといっていいこのお約束を続けてきたことは凄いと、この頃は感じています。
今回は龍井の父ちゃんに部屋を散らかしたことで大目玉を喰らいます。部屋を綺麗に使うというルールが守っていないため、コウたちは追い出されます。特に書類の上に溶けたアイスを落とすアスナを見ると他人事ではありません。いけない、それはやってはいけない。
それにしても、今回ういがいなかったが、どうした?

ティラミーゴがよく遊びに行く小学校の美佐子先生が今回のマイナソーの生み主になります。この美佐子先生を演じるのは、ギャバン・ビルド・ギンガSに出演している特撮ではお馴染みの女優さんです。今回は生徒に「ルールを守ってもらえない」ストレスをクレオンワイズルーに利用されます。

海出身のカナロはプールに入っています。衣装のまま大変だろうな、と思います。けれどもまだ夏場という時期は良いですが、最終回近い撮影の頃は寒いでしょう。どうなるのでしょうか、心配です。
心配といえば、メルトは青い毛です。設定は地毛でも実際は有り得ません。夏場は大変そうに思えますが、ウィッグも進化して、傍目で窺うよりは涼しくなっているのかもしれません。でもやっぱり暑そうです。

カナロは悲鳴を聞いて駆けつければ、逃げてきた美佐子先生を抱きとめます。運命の出会いかとトキメキますが、前回の反省を踏まえてか確認を怠りません。実生活でも結婚したばかりの女優が演じる美佐子先生の薬指には結婚指輪が嵌まっておりました。
だからといって、マイナソーをそのままにするカナロではありません。カッコよく変身して、今回の相手であるアラクネーマイナソーに笛の音と共に消されてしまいます。ちなみに駆けつけたトワやバンバ、コウにアスナと次々に消されていき、残されたのはメルトティラミーゴだけになりました。

飛ばされたリュウソウジャーは脱出不能な教室へ閉じ込められました。他にも子供たちなど他の人々も一緒です。
そこでカナロとある大人が諍いを起こしたことで天井が落ちてきます。なにげに大ピンチへ陥りました。

作戦実行はクレオンアラクネーマイナソーだけでやっております。ネタバラシになりますが、ワイズルーもまたアラクネーマイナソーの能力に引っかかり教室に閉じ込められています。子供の姿をして、なに食わぬ顔をして混じっておりました。
だからクレオンから、久々に初代敵幹部タンクジョーの名前が叫ばれました。分かっていることですが、調子いいやつなのです。悪くない部下ながら信頼するまでには至らないタイプだと思われます。

後半

学校に貼り出されているルールを破ったら消されてしまうことにメルトが気づいた。ティラミーゴも良いところに気づくから、二人はいい具合に罠で満ちた校内を進撃していく。美佐子先生を発見して事の次第を知れば、ティラミーゴが任せろと言う。
ルールが効かない学校の外へ出せばいい、というわけでティラミーゴ。職員室にいるアラクネーマイナソーを噛み付いて引きずり出す。力技以外の何物でもない方法であるが成功させる。

待っていたリュウソウブルーによって、アラクネーマイナソーを追い詰める。おかげでバンバの機転で天井落下からの難を逃れていた他のリュウソウジャーの面々も無事に戻ってこられた。

いやぁ、もうメルトって、大活躍じゃん!と言いたいところだが、そうもいかない。確かに一人でアラクネーマイナソーを追い詰めた。けれどもこのマイナソーが弱っちいことは立証済みだ。しかも今回、カッコよく決めるリュウソウチェンジのシーンが、メルトにはないのである。なにか不当な扱いを受けているような気がしてならないのである。
もっとカッコよく決めさせてやってくれよ、メルトだからってさ!なのである。

巨大化したアラクネーマイナソーは、ギガントキシリュウオーで倒しました。炎と水で最後を決める姿は特撮シーンとしてもカッコいいです。

最後は龍井家に戻って、リュウソウジャー幼馴染み3人組による心を入れ替えた、加減を知らない清掃ぶりである。今回の事件を通して少し仲直りしたようなメルトティラミーゴだったが、そこでやっぱり元通りに。
そんな残念な最後にティラミーゴが叫ぶ「美佐子先生に会いたい!」取り方によっては、とても問題な発言で終わるのでした(笑)

結局ういは最後まで出ず終いでした。

【次回】至高の芸術家

今回、トワがクローズアップされるワンシーンがありました。閉じ込められた教室で泣く男の子を励まします。それだけでしたが、印象が残る場面でした。

これは完全に次回への布石だったようです。今度の主役は、トワであるようです。

夏の映画公開中は作品に幅を持たせるためか、主役以外のキャラへ焦点を当てる傾向がある。かつて冬に最終回を迎えていたゼロ年代の平成仮面ライダーにも、こうした傾向がありました。そんなゼロ年代も過ぎること、もうすぐ10年経とうとしています。早いものです。

1年間というロングスパンであるとはいえ、油断していれば、あっという間。一週一週を大事にしていきたいと改めて思います。録り溜めはない、特撮ヒーローものなのであります。