ネタバレ感想【ウルトラマンタイガ】第4話『群狼の挽歌』

やっぱりネットが活用できるところまで行っていない。
ウルトラマンタイガで『トライスクワッド ボイスドラマ』などが配信されていたのですね。逃しています。とはいえ、今回はずいぶん色々と企画を打って出てくる活況は喜ばしい限りです。

2019年9月29日毎週日曜あさ10:00より『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションズ』が「配信」されます。放送ではなく、ネットで流す。東京テレビ系列における放送網の弱さをカバーする試みに、コンテンツ成長への意気込みを感じます。

まだテレビ放送の威力にこだわってしまう自分は古いのかもしれません。ものはやりよう、何はともあれ継続が力であることは間違いありません。同時に、ファンもまた成長といかまないまでも、変化に対応はしていきたいものです。

ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションズ』が発表されたイベント内にて、放送5周年記念としてかつての出演者が顔を並べました。とはいっても『ウルトラマンギンガS』のキャストは事情が複雑です。

記事を少し更新したので、紹介させていただきました(笑)
ウルトラマンギンガS』に出演した、まさしく生き残った俳優たちが、監督の坂本浩一とトークショーの舞台に上がりました。
ギンガの根岸、ビクトリーの宇治、アリサの滝裕の3人です。肝心要のキャストが健在であることは何よりです。少なくともウルトラマンの二人が再登場は現在のところ可能なようです。

かつての出演者が時間経っても顔を見せてくれる。そのためにも番組が現在進行形にあることは必須です。情熱は怪獣・ウルトラマンに仮面ライダー・戦隊に牙狼、時々アニメでそそいでいきたい我が人生です。でも多少の変更はあるかもしれません(笑)。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【群狼の挽歌】脚本

脚本家の名前を見ていて面白いと思った。
今回の第4話を担当した中野貴雄は、第2話を担当している。第1話と第3話は林壮太郎である。一気にまとめてではなく、交互に担当だ。しかもキャストや世界観を構築して見せる序盤を一人に任せるではない。にも関わらず、同脚本家が書いたような仕上がりになっている。

既に『ウルトラマンタイガ』に参加する脚本家として、あと7名が発表されています。

ニュージェネのウルトラマンと平成仮面ライダーが特徴を異なる点として脚本家の起用法がある。平成仮面ライダーはメインライターがほとんどを担当するくらいの勢いであり、2週以上に渡る同一エピソードは同じ脚本家に任せる。一方、ウルトラマンの方はエピソードが繋がっていても、基本は脚本家が1本ごと。次回のライターへ明け渡しである。

放送話数が違うとはいえ、円谷と東映がここまではっきり「ホン」に対するシステムが異なるところは面白い。研究という名の下世話な興味を持っていきたい点である。

【群狼の挽歌】監督

前回の3話は、市野本編監督と神谷特技監督の2班体制でした。特撮作品は2班体制で撮るものと思い込んでいた頃が懐かしい限りです(笑)

現代では当たり前となった本編と特技の両方をこなす監督としての一番手が、田口清隆です。田口監督は新世代特撮監督とされています。

その田口監督が観て慣れ親しんでいた平成の怪獣シリーズの主たるスタッフの一人だった神谷特技監督である。

神谷監督はミニチュアワークに爆発が際立っていたに対し、田口監督のほうは3D合成やら本編アクションの背景に怪獣バトルを据えたカットが印象深い。

特撮に対するアプローチがけっこう如実に異なっているところが見られる。ヲタ気質としては嬉しいところである。

そして今回において、タイガが組んでいた「トライスクワッド」最後のウルトラマンが登場する。ウルトラマンフーマと呼ばれるヒーローは、風の覇者の異名を持つ。風といえば、グエバッサーで散々演出してきた田口監督である。それを踏まえて、風のウルトラマンの演出に当てたのかもしれませんね。

【群狼の挽歌】

冒頭は主人公ヒロユキに田舎からの荷物が届けられます。そのなかに宝物として、ジュースの王冠が出てきます。これがファントン星人から情報を得られる取引材料となります。起こることにはきちんと理由付けしたい、とした市野監督のインタビューが思い出されます。

ヒロユキが勤務する民間警備会社E.G.I.Sにやってきたのは、風見しんごが演じる佐倉警部。準レギュラー化しそうかな?まだわかりません。

持ち込まれた案件は怪獣爆弾を爆発前に止めてくれということです。予告時間は3時間を切っているという、今回はタイムリミットで引っ張るストーリー・・・かと思いきや、結局はあっさり爆発してしまいます。個人的には意表を突かれました(笑)

今回の焦点となったキャストは、ヒロユキの会社の先輩であるホマレであります。まだ「何星人」であるかは判明しません。ただ不良めいた生活をしており、街に潜む星人たちの多くと昵懇関係にあり、気にもかけているようです。
怪獣爆弾で脅迫してきたメンツの一人はホマレにとって、弟分に近い存在だったようです。トレギアの策謀に踊らされてしまったわけです。けれども亡くなる弟分が差し出したペンダントに「フーマ」が宿っていた。

このウルトラマンフーマ。子供っぽく感じていたタイガをあっさり喰うほどのやんちゃな男の子といった感じです。だから今回の話しは不良っぽい内容にしたのかもしれません。

フーマは初登場ですから、怪獣には大活躍します。ただ現れたトレギアには、子供があしらわれるように手も足も出ません。実際に、タロウの親友だったというトレギアですから、タイガたちなど子供同然。からかうだけのような戦闘ぶりに、悪意からからなのか、深い思惑が絡んでいるのか。矛盾した表現になりますが「良い悪役」を作りあげたものです。

【次回】きみの決める未来

今回の実質主役だったホマレが渋く決めて終わります。過去の一端が見えました。でもまだ田舎から上がってきた好青年のヒロユキ以外のE.G.I.S.メンバーは正体不明です。楽しみはこれからです。

その楽しみの一人でもあるピリカを取り上げたエピソードが次回です。紅一点では・・・なかったな、社長が女性でした。でもヒロインです、交代で得たチャンスの回です。何を言っているんだ!という方はこちらをご参照ください。

さぁ、次はヒロイン回ということで楽しみにしましょう。