見返したい【アニメ哀切の最終回】オススメ3選

『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)という作品がある。
原作はゲームと聞けば、これまでこのブログを読んでくださかった方なら、もう察せられるでしょう。

やってません、ゲームはやりません。『影の塔』というWillのゲームがありましたが「イージー」モードでコンプリートではなくゴールするまで半年はかかりました。だいたい30時間くらいで終えているのですね、早い人だと10時間くらいで解くようで・・・やっぱりアクションで謎解きは入っていけないな(苦笑)

『STEINS;GATE』はアニメ化になった作品は全て観ております。世界線やら何やらストーリーは錯綜し、とても複雑です。ゲームなどやろうものなら、どれくらい時間を要するか知れたものではありません。
アニメ自体も考察が必要なくらいです。謎を解いてみせるブログなどを読むと、書いた人は凄いなと感心してしまいます。せいぜい自分は「紅莉栖より、まゆしぃだな」なので、観るなら『シュタインズ・ゲート ゼロ』だな、とキャラ推しで決めてくる始末です。

ブログ開始して以来「オススメ○選」を初めて行う今回ですが、ここで書いている人の感性はそんなもの!ということをご了承いただきたい前置きなのでした。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

神撃のバハムート VIRGIN SOUL】episode24『Run,Nina,Run』

神撃のバハムート VIRGIN SOUL』が放送されたのは、2017年4月より9月まで。2クルールに渡った全24話になります。『神撃のバハムート』アニメ化の第2期に当たります。
アニメ化の第1期といえば『神撃のバハムート GENESIS』こちらは全12話。『VIRGIN SOUL』より10年前の世界になります。主要キャラが引き続き出てきますが、ストーリーの主筋に関わらいので観ておかなければならないというほどではありません。ただ観ておいたほうが味わい深くなるかもしれません。

主役は「ニーナ」いかにも田舎出といった明るく活発で怪力な女の子。亡くした父親の享年に近いイケメンには胸がときめくと他人には秘密とされている竜へ化身してしまうことが悩みのタネである。
けれどもこの悩みも好きな男性が現れたことで解消され、またキスすることで化身も自在にできるようになる。

ニーナが好意を寄せる男性は「シャリオス(17世)」神も悪魔も統べる冷酷な若き王として君臨している。王位に就くまで妾の子としての苦労があったせいか、非情な策に出ることも厭わない。
けれども根は母の墓参りを欠かさず、世界の破滅を導くバハムートを倒すためならば命も惜しまない。

バハムートを倒すためならば、全世界を敵に回しても構わないシャリオス。目的のためならば、どんな真似をしてでも・・・けれども割り切れないことが、ただ一つ。ニーナへの気持ちだけは振り切れない。

これは、気恥ずかしくならない「恋の物語」なのである。

バハムートを倒す古代兵器を発動させたことで、ニーナが協力したことでシャリオスは命を留めた。けれども無傷とはいかず、代償として視力を失う。
協力したニーナは、声を失う。

ラストシーン。夜の王城でバルコニーに一人いるシャリオス。そこへふわり飛んでくるニーナ。視覚を失った男は気配で察するほかない。無事な聴覚へ届ける声帯を女は持っていない。男が確認の声を挙げたところで、女が示す動作を見ることは叶わない。
この恋人同士は、触れ合うことでしか互いを認識し合えない。代償として奪われた箇所は、二人の間へ計ったかのような残酷さだ。

シャリオスニーナが王城のバルコニーで二人きりでダンスし、抱き合う。ハッピーエンドとするには、あまりにも哀しくて美しい。
この物語りは、このシーンのためにあったのだろう。

翠星のガルガンティア】第13話『翠の星の伝説』

翠星のガルガンティア(すいせいのガルガンティア)は、2013年4月から6月まで放送の全13話。プラス未放送分が2話に、劇場公開もされたOVAの前後篇があります。
すっかり第二期があるものと確信しておりましたが、大人の事情でなくなったそうです。

そうなると、チェインバーはずっと海の底なのか!

因みにチェインバーとは、主人公レドが乗る自立型ロボットといいましょうか。古くは『ナイトライダー』といった、乗るマシンと会話しながら事に当たっていく相棒スタイルです。

最終決戦の相手は、チェインバーと同様のマシンながら、乗り手もなく暴走しているストライカー。とてつもなく強い。

レドはただただ戦闘するためだけに存在してきた。転移事故で知り合うこととなったガルガンティアの人々によって、ヒトとしての生き方を学んでいく。ヒロインがレドを必要と危険も顧みず伝えにやってくる。

この世界で脅威となるストライカーを倒すためなら生命維持も厭わないはずだったレドが初めて生への執着を口にする「また会いたかった…もっと声を聴きたかった…」

するとチェインバーが強制的に分離してレドへ告げるのです「彼に支援は必要ない。もはや啓発の余地が無い」「後は、その前途を阻む障害を排除して私の任務は完了する」

単機(単独)で戦いに挑むチェインバー。その行動が解読できないストライカーを道連れにする時「くたばれ、ブリキ野郎」そのセリフを投げるチェインバーはもはやプログラムを超え、心を宿したようにしか思えてならない。

その後、レドはガルガンティアの人々のなかで平和に暮らしていく・・・が!チェインバーは海底に沈んだまま。このままでは悲しすぎる。これはこれできちんと終わってはいるものの、いきなり続きが作られたら、それはそれでとても嬉しい。

殺戮の天使】第16話『Stop crying and smile.』

最後に持ってきたのは、2018年7月から9月へかけて12話が放送されたものの、残り4話は有料配信になった『殺戮の天使』です。
リアルタイムで観ていた際は、続きが有料配信ときた怒りにも似た衝撃は忘れられません。ただ自分も大人です、事情は察するところです。

いや、本当は残りの4話をレンタルして観たら、ツボに来てしまいました。なんて救いがなさそうな、でも想像の余地はあるエンディングに思わず2次創作してしまった記事が、こちらになります。

この記事を読む限りでは、ハッピーエンドと解釈しているんじゃないの?と言われるかもしれません。「哀切の最終回」と銘打ったタイトルにそぐわないのではないか、と。
いえ、これは哀しすぎて、つい力を込めてハッピー!とする解釈だって出来るじゃないか、としただけです。悲しいからこそ力が入ったわけです。

以上、決して評判がいいだけとは言えない3作品を選ばさせていただきました。作品全体としては齟齬があるけれども、なんだが最終回は観てしまう、そんなチョイスです。
良い悪いは置いておいて(それでいいのかw)、また見返すキッカケにでもなってくれれば幸いです。