ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第18話  大ピンチ!変身不能!!

見返しのほうがおもしろかった。
この頃、よく思うところである。具体的に言うと、公式で過去の放送をネット配信してくれています。そんなことをしているなんて、最近知りました。発見とも言えます。

一週間ごとに更新される再放送。時代はネットであることをつくづく感じます。今更そんなことを言っているおいらって大丈夫かな、と思わんでもないですが、なにはともあれ再放送があることはいい。
変に気張ることなく観られる。

見返すぐらいだから、好きには違いない。でも観ていると「こんなおもしろかったっけ?」と思う。特に平成以降の特撮ヒーローは、どれもいい!くらいである。当時より、おもしろく観ているような気がしてくる。

なんでかな、と考えてみれば「期待感」の違いではないか。リアルタイムで視聴していた当時は、それこそ待ち望んでいた心理状況にあった。期待は、過剰!なほど溢れている。観る以前からハードルを上げている状態だ。

それに比べ、再放送。意外に中盤あたりのエピソードを忘れている自分にショックを受ける(笑)。これではエラそーに語れないと謙虚になる。ハードルが地へ落ちるわけである。そのせいか、とても楽しく拝見できる。
もちろん作品自体が面白いのは大前提ではある。でも「追って観ている」状態を再確認する意味でも、間を置くことも時には大事かもしれない。

つまり先週を逃した個人的事情を鑑みればです。ジオウはなんとかなりました。リュウソウジャーがどうにもなりません。今回はまるっきり一話を飛ばした状態で視聴です。ハングリーな状態です。
観る前から「おもしろい」としか思えない困った状況で感想をしたためることをご了承ください。

大ピンチ!変身不能!!

その先週は知らないけれど、監督は引き続き中澤祥次郎。東映ヒーロー作品好きならお馴染みです。

けれども初参加となる脚本の「たかひろや」あんた、誰やん?な方です。
どうやら埼玉出身の監督・脚本・演出・演出講師といった具合で、まだ評判になるほどの作品に関わっていないけれど、がんばってますといったところでしょうか。
特撮作品ですと「闘牛戦士ワイドー」なる沖縄ご当地ヒーローを監督したらしい。沖縄のヒーローといえば「琉神マブヤー」だが、闘牛戦士ワイドーはニューヒーローと謳っていることから、続けとばかり生み出されたようだ。放送尺が15分であるらしい。大変そうだ。

しかし琉神マブヤーが個人的に一番おもしろかったのは、15分尺のファーストシーズンだった。だから闘牛戦士ワイドーも機会あれば観てみたいものである。

個人趣味丸出しの脱線ばかりで、すみません。どうか特撮ヒーロー趣味の一つとして楽しんでいただけることを願うばかりです。

冒頭

前回を逃した自分のためのような(笑)、のっけからバトルである。
幼馴染み3人組のリュウソウジャーはドルン兵相手に大立ち回り。今回の大元であるゴーレムマイナソーへ相対したら、変身解除されてしまう。早くもタイトル回収である。
20数分の間に見せ切ることは、本当に大変である。ともかくぐずぐずはしていられない。

それをほくそ笑んで眺めるワイズルー。前回を逃している分だけ、個人的には大復活!である。クレオンも嬉しそうである。決して良い目にあっているわけではないが、前任者が平気で500体を生み出せとか無茶が過ぎた。比較でしか、置かれている状況の良し悪しなど判別は難しいものなのかもしれない。
敵怪人から、仕事上の関係性に考えさせてくれるところが当作品の素晴らしさ、としておこう。

前半

映画シーンが入ったオープニングです。前回が観られていない分、感慨深いです。

まず最初はお約束の龍井家から・・・前回はどうだったんだろう、ちくしょう!といった個人的な事情はさておき、バンバトワが来ています。もうこの家には何の遠慮もないようです。

変身が解かれてしまう事態を互いに共有しつつ、ここはさすがのメルトです。龍井の父ちゃんから綺麗にノートPCを奪っては、マイナソーを特定します。その背後ではアスナの「食いキャラ」が止まるところを知りません。変わり者のういといい、龍井家に集う女子はメンドーキャラ加速中です。

メンドーと言えば、カナロです。どこまでのやりとりがあったかは知りませんが「梢(こずえ)」と呼び捨てにする巫女がいます。女性を呼び捨てできるまでの間柄を築くなんて難しいことです。たまに馴れ馴れしさを戦略にして近づいていく男もいます。もしくは男がまるっきり勘違いして馴れ馴れしくしてしまう場合もあります。
カナロがどちらのタイプか分かりませんが、根本の動機はさて置き、真摯な態度で臨みます。梢が巫女を務める神社の「願い石」がマイナソーを生んでいるわけですが、人々を救うためと振り上げたバンバの剣を止めます。
確かにバンバの行動は性急すぎます。止められても仕方がありません。しかしカナロもリュウソウジャーの使命を軽んじる発言はよくありません。
カチン、ときたのでしょう。バンバは隙を突いて「願い石」を真っ二つに切断してしまいます。

バンバもある意味「大人気ない」行動でした。が!それに怒りを感じたカナロは剣を振るうにも、リュウソウチェンジをしてからという、大人気ないというより「ヤバい行動」に出ます。

性格が違うようでいて相通じる部分もあるバンバカナロ、両者のキャラクターのやり取りは今後も期待しております。

この頃、すっかりコウがレッドしてます。間を取り持つ苦労を引き受けております。けれども真の苦労はメルトでお願いしたい、と個人的には思っております。ですからオトちゃんの再登場を待ち望んでおります。

結局、今回のゴーレムマイナソーは「石」なので割ったところで意味はありません。むしろ割れば割るほど増やすだけ。変身は解かれるわで、散々なリュウソウジャーの面々です。
短絡な行動だったとバンバも少しは反省するかどうか?この点においてはカナロも同タイプだと思われますので、二人揃って同じ失敗は繰り返すと思われます。

龍井家に戻れば、バンバへ意見するアスナによって緊張がもたらされます。ここは頼りになるメルトが間に入ったおかげ・・・と言いたいところですが、本当の立役者は、流しそうめんの撮影をするういチャンネルです。傷だらけながら真面目に訴えたメルトは実のところ、そうめんを流す係でした。損な役回りを担当です。
食うのは、もちろんアスナ。食べているシーンがないと却って不安になりそうなキャラへ成長しています。

ここで龍井の父ちゃんが指摘ます。生み主が死なないとマイナソーは、どうなるの?
はたと気づくわけです。マイナソーは永遠に成長し続けて手に負えなくなる事態へ陥る、と。

龍井家において、短いシーンながら緩急のつけ方が上手いです。

後半

龍井家にはいなかったコウは、割ってしまった「願い石」の許へきていました。できればリュウソウジャーの力で戻したいところですが、そうそう思い通りに事は運びません。けれどもやってきたカナロに、一緒に戦って欲しいと訴えます。説得します。すっかり「レッド」して見せてきます。

やはり映画撮影は役者を育てるのでしょうか。育つといえば、カナロも初登場回はどうなるのか、と心配しましたが、頑張ってますね。一回飛ばしているせいか、よく分かります(笑)

ゴーレムマイナソーへ、立ち向かっていく6人のリュウソウジャー。だが「倒したい」という願いが、ゴーレムマイナソー2体を育ててしまう。巨大化までさせてしまう。
勝ち誇るワイズルーは四つん這いにさせたドルン兵に乗っかっていた模様。ワイズルーが降りた後ろで、やれやれといった感じのドルン兵がいい味だしてます。さすがの演出です。

そして今回は、素顔の戦士がアクションする場面はいつも以上です。
変身前のおける戦闘シーンは、ドキドキします。変身して、ちょっと安心したりするのがヒーローものを観るうえでのパターンです。今回は変身不能がお題のエピソードなので、なんだか緊張感を要する時間が長い。これが今回の見どころの一つでもありました。

吸収される「敵を倒したい願い」けれどもリュウソウジャーへ変身する本当の意味は「人々を守りたいという意志」気づいた6人がリュウソウチェンジするシーンに熱くならずして、いつしよう!

ロボットが2体並ぶ姿には、前回逃したモサレックスとディメボルケーノの合体はどうだったのだろう、と悔しい想いが湧き上がるばかりです。ここで個人的状況が顔を出してきました。やはり逃してはいかんです。

見事に敵を撃破したリュウソウジャー。その後は、これからのお約束となるであろうカナロの振られシーン。それまで右手アップばかりだったの左手のくすり指には指輪が。知らなかったとはいえ、人妻を呼び捨てにしていたなんて痛すぎるにもほどがある。アスナですら同情する気になる悲しい展開であった。

なんかさぁ〜、巫女やっているくせにも悪いよ。男=カナロが勘違いしていることは分かっていたと思うのですよ。悲しい男性の一員として自分も糾弾させてもらいます(笑)

【次週】進撃のティラミーゴ

前回逃した傷が癒えぬまま拝見した今回でした。観られる幸せに勝るものなしの感想回です。普段以上にろくなもんではない内容になっているかもしれません(笑)

来週は、ティラミーゴにメルトが頑張る回となるようです。無理にオトちゃんを呼ばなくても活躍してくれるようだ。

監督は上堀内佳寿也という、メインであり映画も撮ったが、テレビは1・2話以来という久方ぶりである。
脚本は、こちらもメインだ、山岡潤平。この山岡潤平が書いたフジの夜中にやっていた『仮面同窓会』観てみたが・・・ニチアサを撮っているスタッフは「たいしたもんだ!」といった認識を新たにしました。
どさくさで追加させてもらえば、現在の円谷スタッフもです。

特撮には優秀な人材がきているのだな、そう思えただけでも「オトナの土ドラ」と銘打たれた番組を観て良かったです。