【無声ゲームからアニメ化】うたわれるもの+こみっくパーティー

友人とは有り難い存在である。もしいなかったら、きっと自分はただの特撮アニメ好きで終わっただろう。少なくとも、ゲームは下手すれば一切やらなかった。

ドラクエⅤスーファミごと貰わなかったら、やらなかった。もうやらないから、と丸ごとくれなかったら、どうなっていたか。しかもくれる時に、おもしろいことを力説してくれなかったら、やらなかったかもしれない。

FF7もまた力説がなければ、プレステを購入することもなかっただろう。

以上、別々の友人が勧めてくれた話しである。
ここにゲームを勧めてきた友人として、もう一人を加えたい。最後に紹介するこの友人がソフトを渡してきたのは、PCゲーム。しかもパッケージには「18禁」表示がありました。

ついにこのブログは、エロゲーを扱うところまで落ちたか!と思われるかもしれませんが、エロゲー以前に落ちているブログです。メンツなどにこだわるほど、たいしたものではありません。しかしながら成人指定を受けるような内容はありません。ご安心を、なのか、悪しからずなのかは分かりませんが(笑)むしろ、なぜ18禁?と感じた初回盤『うたわれるもの』『こみっくパーティー』でした。

なにせ貸し出してきた友人いわく「おもしろいよ、でもエロが弱すぎる」後半は憤慨気味だったのも、今となっては懐かしい思い出です。ろくなものではないかもしれませんが(笑)

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

こみっくパーティー

ゲームの思い出

こみっくパーティー』をプレイしていた時期は、はっきり憶えている。1999年の9月である。なぜ珍しく鮮明なのかと言えば、長期療養を強いられた最初の時期だったからだ。夏に手術をし、まだ当分は自宅静養をしなければならなかった時に貸してくれた。
やはり持つべきものは友人である。例えそれが18禁であったとしてもだ(笑)

それにしても、おもしろかった。同人誌制作をすることで、女の子と仲良くなっていくなんて、秀逸としか言いようがない設定である。これこそヲタ男子のためのゲームである。そして自分が唯一やった恋愛シュミレーションゲームになる。

そして万事うまくいった女性キャラとついに・・・裸のシーンが2・3枚くらい挟み込まれたくらいかな。直接的な絡みはなし。だったらいらねーよ、と自分はなるタイプです。

というか、これ、成人指定する意味なくね?普通のゲームとして売り出した方が成功しそうな気がする。当時は生意気にも考えましたが、もう少し踏み込めばPCソフトで売るならば成人指定は欠かせなかったのです。『Fate/stay night』もPCアダルトゲームとしてが出発だった。
そしていずれも修正を入れて一般作とし発売されている。

逆にいえば、成人指定とすれば何でもやれた良い時代だったとも言えるかもしれない。もし現在なら裸のイラストを2・3枚差し込んだだけなんて、18禁をなめるな!とお叱りの言葉が出てきそうである。ある意味ハードな時代になったものだ。

ところでこの『こみっくパーティー』キャラクターボイスが出力されていたそうだが、ホントかね?自分がプレイしていた時は音声なんかなかったような気がするが。ただ使用していたパソコン本体に問題があって、音声が流れてこなかった可能性も充分に考えられる。

プレイ時期は鮮明なれど、内容はけっこうぼんやりです。

アニメの思い出

アニメ版『こみっくパーティー』は、2001年4月から同年6月まで全13話。
もう一丁アニメ版として『こみっくパーティーRevolution』2003年通販OVAに新作を加え、2005年4月から同年6月まで放送の全13話。

無印の第1期は、まじめに同人作りの大変さを、Revoが付いた第2期は1話完結の軽いノリだったような気がする。すみません、もやもやな感じで。なにせもう遥か昔に一回こっきりしか観ていないもので記憶は曖昧です。

要は、熱心にならなかったわけです。いちおう全話は目を通したくらいなので、さほど酷いものではなかった。2期まで制作されるくらいだから、視聴を望む数がそこそこいたはずです。

2期の1〜4話までが元は通販専用のOVAだったそうですから、視聴者層の広がりを見なかったのでしょう。題材が同人誌作りですから、無理もないといえば無理もなし、といったところです。

ところで自分のなかでは、無音ゲームだった『こみっくパーティー』アニメ化において当然ながら声を当てられますが、どのキャラクターにも感動がなかったなぁ〜。担当キャストを眺めれば、実力がどうこうより、声優にも華のあるなしが存在するようです。

うたわれるもの

ゲームの思い出

『こみっくパーティー』製作陣が同じの『うたわれるもの』2002年に発売である。もちろん18禁。どうせエロくもないくせに、アダルトゲーム。けれどもイラストやキャラクターは前作同様にお気に入り。そして今回も前回同様に同様の友人が貸してくれました。

うたわれるもの』は、いつ頃プレイしていたか、よく憶えていません。平常通りに過ごしていた時期だったので、暇を見つけてやっていたことは確かです。まだ終わらないのかよ、と貸してくれた友人に言われていたような気がしますので、時間がかかっていたと思われます。

こみパが現実世界に対し、こちらは異世界。シュミレーション形式の戦闘と会話をこなすことで先へ進む方式である。ゲームをやらない自分が言うのも何ですが、特にプレイをしていて面白かったという記憶がございません。
だけどやりきった時は、感動した。『うたわれるもの』はストーリーで心打つゲームでした。

これもまた修正され家庭ゲーム機でもプレイできるようになりました。製作された続編においては家庭ゲーム機のみが相手になりました。かくして自分がプレイしたとするPCゲームは『こみパ』と『うたわれるもの』の2本きりとなりそうです。

アニメの思い出

ゲーム『うたわれるもの』には音声がありませんでした。
だからこそアニメの冒頭で主人公ハクオロの声が、あまりにも想像以上で感動したものです。それなりのキャリアを積んできていた演者の小山力也ですが、もっと有名になっていいはずだと思いました。実際その後は超が付くほど多忙な声優となりました。やはり声優も「当たり役」に出遭えるかどうかが重要です。

しかも『こみパ』と一転して、声優が豪華です。豪華とするくらい出演した声優たちは、この後においても活躍が目覚ましい。

そして元より感動的だったストーリーでしたから、アニメのラストにおいても泣けました。原作自体が良い、だから映像化しても素晴らしくなるというわけでない作品例はゴマンとあります。2006年の作品ながら、今でも時々観たくなる作品です。

うたわれるもの』はゲームよりアニメ。まさしく自分にとって理想的な展開でした(笑)

奇跡の余剰

映像化も成功し、もう言うことはないはずでしたが・・・ありました。

ラジオを流すなら音楽をかける自分ですが、インターネットラジオ『うたわれるものらじお』は特別でした。ただこの場合は流すというより、もう手が止まるほど完全に聞き入ってしまいます。
まったく捨て身な内容でした。初リスナーコンビの主人公役の小山力也とヒロインの柚木涼香。ヒロイン役を演じた役者が、男性主人公を演じた役者を口説き落とそうとする、時代の最先端を走る男女関係を披露してくれました。結局はくっ付くことはなかったので、どこまで本気だったかは不明ですが現在になって聴いても、おもしろい。

そして主題歌を担当した『Suara』いい歌手です。染み渡る歌声です。熱心なファンとまでは言いませんが、よく聴いています。ベスト盤の他に、デビューアルバム『アマネウタ』と3rd『太陽と月』は特に聴き返します。ライブを収録したDVDもたまに観返しております。

時間が経っても楽しませるものを生む。『うたわれるもの』は、そうした巡り合わせを持っていましたね。