第1期『五等分の花嫁』【これは推理だ】アニメのみ感想

ハーレムは嫌いだ、と以前なら投げ捨てていた。
だが疲れ果てるまま感情を垂れ流す生活から、体調不全で一呼吸置いたおかげで、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ(笑)考えられるようにはなった。「そんなことあるわけねぇだろ」から「なんでだろ?」と疑問を持ってみる。

LGBTといった性別に対する複雑な認識はないので、女性にもてるシチュエーションを嫌うわけがない。複数を相手なんてだらしがない、ただ一人の女性を愛してこそが男子の本懐などとするストイックな性格では、決してない。できればイイ女一人で過ごせたら幸せなのだろうけれども、より多くの女性と接してみたい。いくら世間で非難を浴びても、本音はそうだ。

女性に囲まれる状況は望むほうだ。照れずに願望を認めて、改めて向かい合ってみればである。

要は、囲まれる男がどうかなのだ。こうした状況で、こうした性格の男なら惚れられてもおかしくない。つまり自分が納得できる流れになっているか。たいした理由がないまま好きなんて言ってくる女は、普通なら絶対に裏がある。そう、簡単に寄ってくる女ほど怖いものはないのだ。

ただ一方的に女性たちから好意を寄せられるなんて、道徳上よろしくない。理由があれば女性をはべらす行為が道徳上として良いかと言われれば言葉に詰まるが、現実的には有り得ることならば仕方がないじゃないか。

もててぇなぁ〜、という気持ちは否定できないから、説得力をください。ここで書いている人も物語に夢見たい男性の一人なのです。

以下、ネタバレ及び独自解釈による偏見(笑)が含まれますことをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【五等分の花嫁】前振り

五等分の花嫁』(ごとうぶんのはなよめ)2019年1月から3月まで放送されたアニメ第1期のみを視聴した感想であることをご承知ください。

視聴するかどうか、まだ悩みありました。原作コミックである春場ねぎによって、2017年から連載中。終了まではまだまだといった感じである。
結末が見えないままアニメの終了は、もやもや感が残るパターンが多い。アニメで観ている時間があったら、最初から原作コミックを読んでおけば良かった例もたびたびだ。だからアニメは最後まで観るかは怪しいところだった。ハーレム問題もある。

主要キャスト

上杉風太郎(うえすぎ ふうたろう):松岡禎丞
中野一花(なかの いちか):花澤香菜
中野二乃(なかの にの):竹達彩奈
中野三玖(なかの みく):伊藤美来
中野四葉(なかの よつば):佐倉綾音
中野五月(なかの いつき):水瀬いのり

【五等分の花嫁】感想

フータロー君・フータロー・上杉さん・上杉君

ハーレム設定において、大事な大事な男子である。自分にとってこの物語りに入っていけるかの鍵である。主人公の「オトコ」が、観ているこちらの心をいかに奪うか。魅力があって欲しい。

なんか男・オトコって連呼していると、趣向を疑われる気がしてきた(笑)

五つ子姉妹から、それぞれの呼び方をされている上杉風太郎。ここでは親しみを込めて、風太郎とさせていただきます。

この風太郎、性格は決して良さそうではない。暗そうだし、意固地そうだし、人を見下すところも見える。もてなければ作品の性質上ストーリーが進まないから、押し切ってくるか?

けれどこの風太郎、お家が貧乏で母親がいない。家庭に事情を抱えた思春期を過ごすと、人付き合いが面倒になる。いろいろ探られてたくない、言いたくない気持ちになる。自然と単独行動が増え、他人との関係性を築くことが苦手となる。高校ぐらいの年齢なら特にそうだろう。経験があるから分かる(笑)

子供の頃はワイルドだった風太郎、どうやら昔に出会った女の子のおかげで勉強するようになったらしい。グレずに今では、100点を取るのが当然な優秀さ。それを活かして家計が大いに助かる話しが持ち上がる。同年代で、しかも拒否してくる女子が相手の家庭教師である。

人間関係が不得手な風太郎、やりたくはないだろう。しかし妹や父親のことを第一とする情の厚さである。お金のためなら頑張るしかない!この気持ちも、自分も経験上よく分かる。単なるお金がないではない、借金を背負うような切迫している状態であれば、プライドなんて構っていられない。

なんだか親近感を感じる風太郎、しかも生真面目さが実に好感がもてる。この点は自分にない特徴である(笑)

誰が花嫁になる?

初回冒頭が結婚式を迎える場面からだった。

新郎は主人公の風太郎であることはまちがいない。
では、その相手は誰か?どうやら候補として、五人が挙がるらしい。中野の姓である五つ子姉妹のいずれらしい。この五人、それぞれに性格や見た目も個性的・・・と思いきや、雰囲気を寄せれば五人ともそっくりの容姿となる。

当初は、である。風太郎と最初に接触した五女の「五月」を中心に巡る話しだと思っていた。風太郎五月、この二人を引っ掻き回す役が他の姉妹たちか、と。

けれどもアニメを観ている限りでは、五月の存在感が薄い。単純に出番が少ないからなのだが、それにしても他の姉妹のエピソードばかりである。ここまで他の姉妹ばかり掘り下げられると、誰がヒロインなのか、グラついてくる。

加えて、五姉妹を演じる声優がいずれも主役級ときている。声に惑わされているのかと言われれば、その通り!惑わされています(笑)。特に一花を演じる花澤香菜は反則級だし、水瀬いのり佐倉綾音ときて、いいところ突いてきたなの伊藤美来、梶裕貴と結婚おめでとう、もう『けいおん』から10年経ったんだね竹達彩奈ときては、声を聞く限り誰でもいい感じである。

けれどもやっぱり五月が有力なことは変わらない。どうやらアニメはコミックにおいて4巻ぐらいを消化した程度であるようだ。ただそこで知ったのは、この『五等分の花嫁』は最初の掲載は「読み切り」であったこと。どうやら好評を得て連載となったようである。
要は下手したら、最初のエピソードで終了していたかもしれなかった。作者としてはこれきりも覚悟した出だしだったわけである。
そうなると、ちょっと事情が変わってくるんじゃないか、と思ったりする。

連載しているうちに構想が変わってくることは「よくあること」当初描いていた結末と違った形で落ち着くなど、意外にあるだろう。いやもしかして作者の考えていた結末は元々そう単純ではないのかもしれない。

三玖、いいよね。でも一花も知れば知るほどだし、二乃もまたである。四葉はあの明るさゆえにどんなエピソードがくるかで、だいぶ変わってきそうだ。五月が、まだよく分からん。

風太郎の「未来の花嫁」自分の予想としては、やはり本命は五月だ。でも次点であり個人的に推したい三玖も大いに可能性はある・・・んじゃないかな(笑)。ダークホースは、四葉かなぁ。やっぱり一花二乃は厳しいか、けれどこの二人にきたら意外性はある。

ラブコメとして楽しく観ながらも、誰が犯人といったノリでストーリーを追えるおもしろさがこの作品にはある。

【五等分の花嫁】さて、どうしよう

有り難いことに、アニメは第2期の製作が決定した。嬉しい限りである。しかしながら、放送時期は未定ときている。当初の予定にない、好評を受けての制作決定である。これからということだ。
早急に観られるということはなさそうである。

待つか、待つしかないか、いや待てるのか。その前にさっさと原作コミックに手を出してしまえばいいだけの話しではないのか。

しかしながら個人的に、「未来の花嫁」という誰が犯人といった探し当ても大事な要素となっている。ストーリーの先を知ることは、アニメを観るうえで楽しみを奪う形になるのではないか。

もうちょい我慢してみよう。せめて制作の発表待ち次第で・・・夏まで待つという感じかな。アニメの次期制作なければ、すっぱり原作コミックへいけたのになぁ〜。悶えるばかりじゃありませんか(笑)