【アリス 限りなき挑戦-OPEN GATE-】武道館セットリストと思い出

歳を取ると出来たことが出来なくなる。だから年齢を重ねる分だけ、維持するための更なる努力が必要になる。
名将と呼ばれる、ある元プロ野球監督のお言葉です。

ニュースを賑わす老齢に於ける運転ミスによる事故を知るたびに、歳を取ることは大変だな、と思います。自分はまだまだな話しという考え自体が傲慢です。確実に歳を重ねていれば、何が衰えているのか。己れが弱っていく部分は、なかなか認めたくないものです。
けれども年相応に成熟していかなければいけない。そう思っております。

そうは思っておりますが、「年齢なんて関係ねぇー」といった気概は大事だな、と奮い立たせられました。

ホントに70歳なのかよー!谷村新司に堀内孝雄、矢沢透という『アリス』は凄すぎます。

以下、セットリストを載せております。これから新鮮な状態でライブを待っている方はネタバレであることをご了承ください。独自解釈による偏見もありです。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【2019年6月6日】武道館セットリスト

1.「LIBRA -右の心と左の心-」
2.「BURAI」
3.「今はもうだれも」
4.「冬の稲妻」
5.「ジョニーの子守唄」
6.「君のひとみは10000ボルト」
7.「涙の誓い」
8.「夢去りし街角」
9.「12°30’」
10.「センチメンタル・ブルース」
11.「愛の光」
12.「知らない街で」
13.「走っておいで恋人よ」
14.「あなたのために」
15.「帰り道」べーやんのソロ
16.「風に星に君に」きんちゃんのソロ
17.「それぞれの秋」ちんぺいさんのソロ
18.「秋止符」
19.「限りなき挑戦-OPEN GATE-」
20.「エスピオナージ」
21.「狂った果実」
22.「帰らざる日々」
23.「遠くで汽笛を聞きながら」

アンコール
24曲目「チャンピオン」
25曲目「さらば青春の時」

アンコール
26曲目「明日への讃歌」

ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦-OPEN GATE-』ツアー2019年6月6日(木)における日本武道館公演におけるセットリストになります。

本当は2日間に渡って行きたかったです。けれども(金)にいなくなるなど以ての外だ、と状況が許しませんでした。それでも(木)だけでも。と相当ゴリ押しました。そしてやはりゴリ押してでも行かなければいけないな、と気持ちを新たにした次第であります。

もう、サイコー!

クライマックスか、というくらい開演当初から座っていられない曲が立て続け。そこから徐々に感動へ持っていく。たまらない構成でした。

【セットリスト】今回の特徴

今回は1部と2部と分けていません。休憩なしのスタイルです。2時間半はやっていたと思います。

疲れるスタイルを取った70歳のアリス。ところが、わざわざ大変な構成を取ったほうが躍動しているように感じたのは自分だけなのか。歳を取ってからこそ苦難を選ぶことで、若々しさを取り戻せたりする良い例かもしれません。

ちんぺいさん(谷村)べーやん(堀内)きんちゃん(矢沢)。この愛称が自分の周りで通用することはありません。唯一通じるは、ライブ会場に踏み入れた時だけです。観客席から飛び交う愛称での呼びかけだけでも嬉しかったりします。

今回「黒い瞳の少女」と「街路樹は知っていた」が外れて、「BURAI」「帰り道」「風に星に君に」「それぞれの秋」の4曲が入ったのかな?(間違えていたらごめんなさい)。ともかく曲数が増えたのは間違いないです。休憩が無くなった分だけ増えたとしたら、今後もずっと突っ走る構成を支持したいと思います(笑)

でも、あまり無理をしないで欲しいかな。ツアーはまだまだこれからなのであります。

【セットリストから】思い出

繰り返し聴く頻度としては、スタジオ録音より、ライブ盤の方が多いです。オリジナル・アルバムでさほど感銘を受けなかった曲が、ライブ盤ならお気に入りになる。そういうことが、よく有ります。

代表的な例といえば、『帰らざる日々』聴き始めの頃は、あまり好きではなかった。『アリスⅤ』で初めて聴いた時、イントロは長いは、暗いわ、青春真っ盛りには向かないよ(笑)でも言い方を変えれば、若気の至りとも申せます。年齢を重ねてようやく、暗いではなく「シビア」な歌なのだと理解します。アルバム収録版が好きになるまでは多少の時間を要しました。

一方、ライブ盤。アリスのライブ・アルバムで初めて聴いたは『アリス3606日 FINAL LIVE at KORAKUEN』です。
ガーン、と一発のコードが打ち鳴らされて入る『帰らざる日々』もうこれだけで違います。内容はとても悲しいはずなのに、激しさを感じされられました。一聴にして好きになってしまう。つまり曲自体は、名曲。あとは聴き手側の問題といったわけです。

そしてこのライブ・アルバム『アリス3606日 FINAL LIVE at KORAKUEN』における出だしほど痺れたものはありませんでした。
開始を告げるブラスから一気に叩き込む『 LIBRA-右の心と左の心-』そして『荒ぶる魂-Soul on Burning Ice-』ここまでガツン!とやられたオープニングは全ての音楽経験においてありません。ともかくカッコいい、カッコ良すぎる!ロック的でありながら、ロックとは違うハードなサウンドは、アリスだからこそでした。

休止中にファンになった身ゆえ、ライブ体験できないことが本当に残念でした。

だからアルバム『アリスⅩ』が出た時は、ライブの期待で膨らんでおりました。テレビで歌われる『BURAI』はカッコいい曲です。この曲をライブで聴くんだね、と妄想の日々です。
しかしながら当時、結局はアルバムを出してテレビ出演したのみ。がっくり感は今でも思い出します。

ですから、今回の武道館において『LIBRA』ときて『BURAI』個人的にどれほど熱狂していたか。でも実は『ALICE TOKYO DOME~明日への賛歌~』では、3曲立て続けだったの、初めてではありません(笑)

でも待ち焦がれた分だけ、まだ満足できません。この件に関しては、ちっとも大人にはなりきれないようです。