【ゲーム原作のアニメ】グリムノーツ The Animation

ここで書いている人は、ゲームをやらないのではなく、できません!できないというのは、時間や金銭といった環境的問題ではなく、能力的なものです。決して嫌いでない証拠にスーパーファミコンをプレステ時代に手にし『ドラゴンクエストⅤ』をやってから、ハードは一通り所持しています。

そして世はネット中継すらある時代。ええっ、なんでそんなにできるの?と他人の凄さを実感させられる日々です。家庭ゲーム機で手一杯です。ソーシャルなど、とてもとても・・・です。

けれど時間があったら、ゲームを思い切りやってみたいなとは思っています。

そしてやらなくても、設定としてみる分には面白そうなゲームがあります。それがアニメーションになれば、やはり観ずにはいられません。

以下、ネタバレです、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【グリムノーツ】概要

グリムノーツ』(Grimms Notes)は、スマート・フォン用のゲームアプリです。配信は2016年1月スクウェア・エニックスから。いろいろ言われている会社ですが、やはり「ドラゴン・クエスト」や「ファイナル・ファンタジー」の会社が製作とくれば、目に止まります。

童話などを元にした世界観を舞台に、主人公たちが戦う2DアクションRPGです。

閑話休題。個人的には、「アクション」が加わるとゲーム進行のスピードが落ちるのです。スポーツをやっていたにも関わらず、鈍いのです。運動神経とゲーム神経はつくづく違うものという例が、ここで書いている人です。相手の攻撃が「よけられねーよー」なんです。

2018年にはアップデートが行われ『グリムノーツ Repage』としてリニューアルされています。人気のあるゲーム・アプリです。

そのゲームをやらず、アニメーションのみ観たブログになります。

【グリムノーツ The Animation】概要

グリムノーツ The Animation』(グリムノーツ ジ・アニメーション)のタイトルで、2019年1月より3月まで放送されました。製作はブレインズ・ベースです。

観だした際に、ポンッと出てくる単語が分からなかったです。けれども「まぁ、観ていけばわかるだろ」ここで書いている人です。作品の先取りは鑑賞上つまらなくする。そういう言い方もできますが、ただ面倒くさがりなだけです。

世界

【運命の書】
生き方を定められた書が人々には与えられています。住人は書かれた通りの運命を受け入れ生きる世界です。

【想区】
「そうく」このセリフが出てくるたびに何を言っているのか、アニメから入った者にとって最大の謎でした。
ストーリーテラーと呼ばれている存在によって管理される、生み出された物語を元にした世界です。一定の周期で運命がループし、延々と同じ物語を繰り返し続けています。

【カオステラー】
想区を破壊する存在です。住人の心の隙を突いてなどが得意なようです。従える怪物は想区の住人を変化させた「ヴィラン」というものです。

【調律】
カオステラーによって乱れた運命やヴィランに変貌し消滅した住民を復元する能力です。主人公たちの1人が有する能力です。ただ死者を蘇らせることは出来ません。

以上を押さえておけば、いきなりアニメであまり問題ないかも?(笑)です。

主人公たち

グリムノーツ The Animation』は、各想区を4人が連れ立って問題解決のため旅するみたいなお話しです。
メンバーは、エクスレイナシェインタオ。ちょっと頼りないけど正義感あふれる男の子、気品ありリーダー格ながらポンコツな美人、マニアックな性向を持つ独特な喋りをする少女、陽気な頼りなる兄貴分といった、各個性がはっきりした4人が織りなす会話や対応が、この作品のおもしろさだと思います。

この4人に共通している事柄が【空白の書】
稀に生まれる、運命が記されていない書を持った者です。このために周囲から白眼視されたり、本来のストーリーを変えてしまい、悲劇に見舞われることがあります。しかしながら、この「空白の書」を持つことでヒーローと一体化する「コネクト」が行え、カオステラーの攻撃を跳ね除けられるのです。

各エピソードの短評

【第1話 赤ずきんの森】
赤ずきんと、その父になりたい猟師との心温まるお話し。エンディングが良いなぁ〜、と思ったこのパターンは最終回で再現されます。

【第2話 ドン・キホーテの信念】
消えていった姫君を忘れないことで世間に嘲笑される羽目になっても己の意志を通すドン・キホーテに、ぐっときます。

【第3話 追憶のシンデレラ】【第4話 エクスの旅立ち】
エクスの過去回です。「空白の書」を持って生まれた者が辛い目に遭うことがわかります。めでたし後のシンデレラが決して幸福でないため、魔法使いがカオステラーと化す。ここで敵が一概に悪とは決めつけられなくなります。

【第5話 夢とロマンの宝島】
夢破れた男の足掻きのお話しです。ここでカオステラーとなる男の否定は難しいです。

【第6話 エクスと白雪姫】
白雪姫が飛んだ性格をしていますが、毒林檎を渡した王妃ですら良い人です。めでたしめでたしです。

【第7話 ゲルダと雪の女王】
呪いを受けていたのは実は・・・といったストーリー。ここで悪の親玉か?という少女が出てきます。

【第8話 鬼ヶ島の兄妹】
タオの過去回になります。シェインと共に旅立つエピソードも描かれております。ここではカオステラーから守ることが、決して良き結果ばかり生まないことが見えます。

【第9話 熱砂のアラジン】
レイナの持つ「調律」の能力が本人に辛く跳ね返ってくるという悲しい回です。

【第10話 オルレアンの聖女】
この回がなければ、エクスたちの所業に意味が見出せなくなるところでした。

【第11話 不思議の国のレイナ】【第12話 誰も知らない童話】
最終エピソードです。最後まで「哀れ」がありました。エンディングも良かった。

【まとめ】答えを出せない物語

悪の親玉と思われた少女「混沌の巫女 カーリー」は、必死に立ち上がるエクスを手を貸します。
エクスたちがストーリーテラーが生み出した世界を守っても、住人全てが幸せになるわけでない。しかしながら守らなければ多くの住人が不幸になってしまう。
決して全能の能力ではない。その点においては深みを感じさせます。

「想いが託され続けること」物語りという存在に迫る第10話など非常に忘れがたいです。

とはいうものの、この作品に限らずオリジナルを崩さずに作るストーリーは若干苦しい部分を生みます。多少の矛盾が生じています。

しかしながら『グリムノーツ The Animation』続きが製作されるならば、見逃せそうもありません。