【2期がくる】アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』

とにかく待っていました。来年あたりにやるかなぁ〜、やるだろう〜、と呑気に構えていたバツでしょう。2年後にようやくと思ったら、外伝でくるとは!も、もしや本編は立ち消えかと恐れ慄いておりました。
そんな不安と吹き飛ばす発表に、睡眠削って再放送を一気観です。初回放送はハード・ディスクごとクラッシュさ、泣きました(笑)。

以下、ネタバレです、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【略称は『ダンまち』】原作タイトルの変遷

原作は大森 藤ノ(おおもり ふじの)著作による2013年1月からGA文庫より刊行されているライトノベルです。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を『ファミリア・ミィス』に改題して投稿したもので受賞します。しかしながら書籍化において、現在のタイトルへ戻したようです。

タイトルは出版社側の思惑でしょうね。主人公の男の子ベルは出会いなんて求めての行動などありません。祖父から聞かされた英雄譚にあるような異性との運命の出会いには憧れていたようではあります。けれども始まった恋ゴゴロは、たまたま助けてもらってからです。その後に出会う人たち、特に数多くの女性たちなどは外の世界で知り合います。

でも、そうでした。ベルくん、ダンジョンで強くなるためモンスターとの出会いは求めて……なんてことではありませんね、はい。


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか コンプリートブック

【ダンまち】ヒロインからストーリー追う?

けっこう自分はライトノベルの主人公には厳しい。無敵の能力!これはいい。なんで、そんなホイホイ女が惚れるんだ、といった点である。ちょっと手を貸しただけ?助けただけで?それとも顔が好きだとか?そんなあっさり喰いついてくる女など、やめておけと言いたくなる。実は純真な娘?いや少し感性がよれているだけだ、やめておけとやはり言いたくなる。

ベルはわかる。素直で一途、そのくせここ一番ではしっかり考える。頼りなさそうでいて、大事なところでは芯が通ったところを見せてくる。いざという時ほど身体を張る。実際は(自分を含め)真逆の人間性ばかりなか、異性ばかりでなく同性にも好感がもてるキャラクターがいい。

【まだベルが、ひとりの頃】例の紐

「かみさま〜」とベルが呼ぶ、ダンジョン潜るには形成しなければいけないファミリア。その頭に抱く神こそ、本作のヒロイン「ヘスティア」。
ともかくかわいい女神さまである。容貌もそうだが、服装もよく似合っている。「乳房の下を通し、二の腕、背中を結ぶ青いリボンによって上腕を動かすと連動して乳房が上下に揺れる」をアニメ・スタッフの尽力により見事表現を叶えた。海外でも評判になるほどである。

そうなのか、これは凄いことなのか。改めて見直した際に、知識として与えられなければ分からないことでした。まだ見過ごすことは多いようです。ずっと大事な点を理解していなかったか己に悔やまれます(笑)

けれども女神ヘスティアは見た目もさることながら中身もかわいいのである。
ベルくんにベタ惚れで隠そうともしない。ベルアイズ・ヴァレンシュタインにうつつを抜かしたとしてもである。「身近の愛で妥協しろ」と、訴える姿はとても神さまとは思えない。借金してはバイトに勤しみ、後に問題ろなるローンも組む。健気である、としておこう。

序盤の盛り上がり部分である怪物祭(モンスターフィリア)における脱走したモンスターに襲われ、ベルが命がけの囮でヘスティアを逃す。ベルヘスティアを女神というより一人の人間のように大事に思っています。ただ、大事な家族を失いたくないという恋愛から遠い気持ちなのが同情を誘います。

がんばれ、ヘスティア!しかしながら、ベルの憧れであり剣鬼もしくは人形姫と呼ばれてしまうアイズの方を応援してしまっている、これを書いている人です(笑)

【パーティー組みだすベル】いい仲間

中盤を盛り上げてくれたのは、なんといってもリリルカ・アーデ、通称『リリ』。ようやく人がいいベルを騙す人が現れて、引っ掻き回してくれます。そしてこうしたお話しではお約束ながら、間違えると大変なことになる心通わせるシーン。エンディング「RIGHT LIGHT RISE」以外の曲が唯一流された「REALIZE 〜始まりのとき〜」に乗せて、交わされるやり取りにはじんわりきます。
ベルらしく一旦は照れて「女の子だから」でも女なら誰でもいったくだりで返されれば「リリだから」女の子の気持ちなんて分からないようでいて肝心なことが言えてしまう。罪な男の子です。

そしてこの物語の核といえるテーマを扱った第8話「英雄願望(アルゴノゥト」。
現れるはずもない階層で出くわすミノタウロス。それはベルアイスと初めて会った、そして助けてもらうしかなかった頃と同じ場面です。

レベル1のベルが敵うはずもない強さを持ったモンスター。冷静に状況を読むことが、たいていの場合は重要なことです。けれども何事も分析ばかりではいけない、成長するためには限界に挑まなければいけない。傍からすれば無茶でもやり遂げなければいけない時がある。
ここの回だけでも『ダンまち』はいいアニメだと思わせます。

この後に、魔剣打てますが打ちたくありません、けれども「戦える鍛冶師」で役に立ちます、気持ちのいい青年です、のヴェルフ・クロッゾが加わります。

ここまでパーティーが整ったことですから、ベルは中層を目指すことにします。

【ベル活躍】アイスともいい感じ

終盤の頭である中層に突入のベルリリヴェルフのパーティー。
いきなり手に汗握る展開です。他のパーティーに自分たちの逃亡するため押し付けられたモンスターなど、ピンチの連続です。窮余の策として、更に下層ではあるものの安全地帯とされる18階層へ向かうことにします。力尽きたリリとヴェルフを両腕に抱えて逃げるベルは、なんとか辿り着きます。

先に来ていたアイスとそのファミリアがお世話してくれます。後から心配してやってきたヘスティアに、やはりただの酒場の姉ちゃんではなかったリュー・リオンなんかを交え、穏やかな時間が流れていきます。

この頃になると、ベルアイスはすっかりいい感じです。ここまでに剣を教えてあげた経歴もあります。いけ、ベル!と思います。神さまであるヘスティアは妬いている姿がかわいいので仕方ありません。

とはいえ、同業の冒険者から妬まれて、リンチに近い羽目に陥るベル
けれどもこの後すぐに18階層自体が大ピンチになるほどの大ボス・モンスターが出現します。敵を味方にするには、それ以上の敵です。周囲の冒険者と力を合わせ、しかしトドメはもちろん主人公です。
ベルを目の敵にしていた他の冒険者もこれで認めざる得なくなりました。

ヘルメス・ファミリアという、喰えない神と真面目な団長コンビが、いい味を出していました。

【アニメについて】2期がきます

原作を読むならアニメの後にしたいと思う『ダンまち』です。

2015年4月から6月まで放映されました。終了後、次がすぐ始まるだろうと踏んでいました。その思惑は見事にハズれ、外伝『ソード・オラトリア』はあったものの、直接の続編とする2期は2019年7月からと、4年ぶりときたもんだ!
でもまだ続きがあって良かったです。前回のシリーズが1期と銘打てるだけでもありがたいことなのでしょう。

でも、もうちょっと早くやってくれよ〜、原作の11巻まではやって欲しいと切に願っています。