【KEIKO(元カラフィナ)復活】FictionJunction【さらっと期待】See-Saw
取り上げるものは、できるだけ完結したものにしている。終わっていないところで評価は危険だからである。途中でもするとしたら期待を込めてか、どうしても振りたいギャグとか。ギャグか……我ながらあまり感心しませんね(笑)
さらにワイドショー的ことを中心とした内容には気を付けようとは思っています。
いますが、今回はそうした中身になるような気がします。所詮は所詮ということで、けれども応援したい気持ちからであることをご了承ください。
以下、独自解釈も酷いかもしれません。どうか平にご容赦のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
【芸能界は闇】中小企業のスペースクラフト
2019年3月13日 株式会社スペースクラフトプロデュースの名のもとオフィシャルサイトにて『Kalafina(カラフィナ)』解散の発表がありました。
弊社所属のKalafinaは、梶浦由記が2018年2月に契約を満了、続いてメンバーの一部が退社し、実質上活動をしておりませんでした。
その後弊社では、Kalafinaについて、活動再開を含め、あらゆる可能性を検討してまいりました。 しかしこの度、Kalafinaとしては、活動を再開する事は困難であると判断し、改めてKalafinaの解散を決断し、お知らせするに至りました。
これまでKalafinaを応援していただき、活動再開を待ち望んでいらっしゃる多くのファンの皆様のご期待に沿えず、大変残念に思います。
Kalafinaのファンの皆様、関係者の皆様には、どうかご理解いただきたく、よろしくお願いいたします。
株式会社スペースクラフトという会社は、芸能事務所としては準大手という、いわゆるそれなりの歴史(発足は1975年)あるそれなりにやってきた中小企業なのでしょう。芸能界の事務所自体が規模を大きくしても経営者個人の意向が強く反映されるは明白です。
担当者が変わり、梶浦由記が離れることは特段変わった話しではありません。むしろ離れないよう圧力が掛けられない規模の会社なのかもしれません。
平野綾などの声優がごっそり抜けて、2018年に声優サイトを閉鎖するほどの事態を招いた経歴があるくらいです。
そこそこに経営が成り立つ個人企業において、最も頭が痛いのは後継者です。はっきり申しますと、親に甘やかされた子供や親族というだけで役員に収まりだす。創業者の一族というだけで経営を支配されだすと、ワガママが加減知らずになります。働いている人間は自分たちのためにやることが当然だと思うようです。苦労が分からないので、どれだけのことをしてもらっているか推し量れないのです。
以上、個人的な経験をどさくさ紛れで今回の件にかこつけて吐き出せてもらいました(笑)
所属タレントはそれなりにいるとはいえ、この頃(2019年)はそれなりにガタついている事務所だとは言えるでしょう。
そして梶浦由記が抜けたことで、Kalafina(カラフィナ)から二人が抜けたことはもちろんのこと、KAORIこと織田かおりに、ASUKAこと結城アイラまで、いろいろいなくなる事務所ではあります。
【Kalafinaファンよ、すまない】おいらはFictionJunctionが好き
梶浦由記によって事務所所属の歌い手が数多く脚光を浴びれました。実力がありながらくすぶる可能性が高い才能が発掘されたと思います。
個人的な話しになりますが、日本語封印ライブと銘打った渋谷のライブハウス(渋谷O-WEST)でやったファースト・ライブに行ったなぁ〜。もう、何年前になるでしょう(2008/04/05でした)。そこでゆり姉(貝田由里子)、Kaori、Keiko、Wakanaを初めて見たのです。梶浦由記を始めとするみなさん、あの頃は……あまり変わらないか(笑)たいした女性方です。
こうした想い出のせいか、梶浦由記のプロジェクトだと『FictionJunction』推しなのである。
もちろんKalafina(カラフィナ)は聴いている。けれどもライブに行くのは『FictionJunction』なのである。
そして『FictionJunction』における梶浦バンドのボーカルとして、貝田由里子(ゆり姉)は絶対必須と考えている。
そして次に低音パートであるKeikoにはいて欲しいと思っていた。そして2019年4月1日に「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 〜The Junctions of Fiction 2019〜」において参加が告知された。元号「令和」よりよっぽど重要なことである(笑)
加えてKaoriは健在だし、Joelleもいるから、個人的にはもう問題なしなのである。
【FictionJunction】2枚のアルバム
『FictionJunction』の形態はライブバンドというイメージが個人的には強い。出ているアルバムもスタジオ録音2枚とライブ版2枚組と3枚組の2組とくる。枚数にしたらライブ音源が多いし、映像作品という名のライブ模様を収めた枚数は(主要出演に限る)4枚と来ている。
ライブ音源は多数である。だがやはりスタジオ録音の通常アルバムこそ、まず聴いて欲しいと思います。
【2009年2月25日発売】Everlasting Songs
【収録曲】
- 星屑
- ボーカル:KEIKO・KAORI
- 記憶の森
- ボーカル:YUUKA
- dream scape
- ボーカル:KAORI
- 銀の橋
- ボーカル:WAKANA・KEIKO・KAORI
- 風の街へ
- ボーカル:KEIKO
- here we stand in the morning dew
- ボーカル:YURIKO KAIDA
- synchronicity
- ボーカル:KEIKO
- 花守の丘
- ボーカル:KAORI
- 水の証
- ボーカル:WAKANA
- cazador del amor
- ボーカル:YUUKA
- 秘密
- ボーカル:YURIKO KAIDA
- 宝石
- ボーカル:KEIKO
- ユメノツバサ
- ボーカル:KAORI
- みちゆき
- ボーカル:KAORI
- everlasting song
- ボーカル:ASUKA
再録、新録、セルフカバーとごった煮が梶浦バンドの必定です。メンバー4人へ均等にフロント・ボーカルを振り分けた感じです。ゆり姉(貝田由里子)のメインボーカルはここでしか聴けないので貴重といえるかもしれません。
けれど最後にASUKAこと結城アイラを配するところが憎いです、さすが梶浦由記です。
【2014年1月22日】elemental
【収録曲】
- elemental
- ボーカル:KAORI コーラス:KEIKO・WAKANA・YURIKO KAIDA
- storytelling
- ボーカル:KAORI コーラス:KEIKO・WAKANA・YURIKO KAIDA
- ひとりごと
- ボーカル:KEIKO・KAORI・WAKANA・YURIKO KAIDA
- 時の向こう 幻の空
- ボーカル:KAORI・WAKANA・KEIKO・YURIKO KAIDA
- ひとみのちから
- ボーカル:YUUKA コーラス:KAORI・YURIKO KAIDA
- storm
- ボーカル:WAKANA・KEIKO
- eternal blue
- ボーカル:KAORI・KEIKO・WAKANA・YURIKO KAIDA
- stone cold
- ボーカル:KAORI・WAKANA・KEIKO・YURIKO KAIDA
- 野原
- ボーカル:KEIKO コーラス:KAORI・WAKANA・YURIKO KAIDA
- Parallel Hearts
- ボーカル:WAKANA・KAORI・KEIKO・YURIKO KAIDA
- 凱歌
- ボーカル:WAKANA コーラス:KEIKO・KAORI・YURIKO KAIDA
- 約束
- ボーカル:YUUKA コーラス:YURIKO KAIDA・梶浦由記
- Distance
- ボーカル:KAORI・KEIKO・WAKANA・YURIKO KAIDA
実に5年ぶりときたアルバムである。前作も含めて思うが、YUUKAは主張の強いボーカルである。4つのハーモニーと考えると、やはりKAORIがいいのかもしれない。新曲ありの、主題歌・タイアップも多数満載である。相変わらずのクオリティなのですが、なにぶん売り上げがKalafina(カラフィナ)に遠く及ばない。
なので、ますますライブ用になってしまう『FictionJunction』なのでした。
【梶浦由記の独立は】ファンとして良かったかも
20年も所属していた事務所から、否応無しに近い独立だった梶浦由記である。いい年齢(女性なのでいくつかは避けるw)からだから大変だっただろうと思われる。
しかしある程度のキャリアを積んでからの独立で、タイミング的には良かったかもしれない。
「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 〜The Junctions of Fiction 2019〜」東京・中野サンプラザホール公演二日間に、Aimerが出演である。業界の圧力がかかるどころか、さらに梶浦由記の勢力が増していくような感じである(笑)。
しかも『Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 ~Soundtrack Special at the Amphitheater~』ボーカルなし、インストゥルメンタル曲中心という、立ち上げ当初だから堅実といった雰囲気は欠けらもない。イケイケ状態である。
個人的には「スゲェー、行ってみてぇー」なライブである。ただ6月で千葉かぁ〜、なんて厳しい。
そして何よりも、大事件がである。
『鬼滅の刃 』の音楽で、あの『See-Saw』の石川智晶と再びである。
『Dream Field』というSee-Sawのアルバムは、良いどころではない、自分が聴いてきたなかで最上位に位置するアルバムなのである。梶浦由記と石川智晶が組んだ『See-Saw』のライブ。観たい、観せてくれ!などである。
『See-Saw』がまた観られるならば、梶浦由記が独立するしかなかった状況へ追い込んでくれた元所属事務所にも感謝したいくらいなのである(笑)。