【独自解釈です】平成仮面ライダーの結末におけるハッピー度

2020年9月15日

『平成』と括られた仮面ライダーにおいて、元号が変わるところだから、何か一区切りやりたい。
そこで物語の結末が「ハッピー」なのか「それはハッピーじゃありません」とウルトラマンネタ(笑)を持ち出しつつ考察したいと思います。

以下、ネタバレが含まれます。独自解釈も酷いかもしれません。どうか平にご容赦のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

結末はテレビに限らせていただきます。その後を描いた映画やOVAは基準に入れません(言及はするかも)当初、死亡した人数や立ち位置なども参考にしようと思いましたが、命の重さを測るみたいな気がして止めました。

単なる偏見の基準になりますことをご了承ください。

【幸福度:優】幸せです

何も問題なし、これからも仲良く一緒だよ

◯『仮面ライダー電王
消滅したと思ったら、こっそり隠れているイマジンたちを発見した良太郎の場面は笑ってしまった。
ラスボスのカイ(後のウルトラマンオーブだよ)に「消えてもいいのか」と言われたモモタロスが「うるせぇ、もう聞き飽きた」みたいなことを返していたところは痛快でした。

◯『仮面ライダーW
最後の最後で、相棒が戻ってきました。これからも翔太郎とフィリップは風都のため事件を解決していくでしょう。
これはOVAになりますが、所長の亜希子は仮面ライダーアクセルこと照井と結婚。まさしく絵に描いたような幸福……照井、大丈夫かな?亜希子だよ(笑)でも、まぁその後、電話で子煩悩ぶり発揮していました。

◯『仮面ライダーフォーゼ
人間じゃなかった友達が最後に人間になって戻ってくる。ピノキオばりの幸運である。
その後(映画だが)教師になっている弦太朗を見ると真っ直ぐ(いろいろ苦労はあったものの)で気持ちいいくらいである。

◯『仮面ライダーアギト
主人公がレストラン「AGITO」を開くほどです。誰も彼もが平穏な生活へ還っています。きっとレストランにも、かつて関わった人たちが訪れているでしょう。大団円です。

いつも通りの日常が続きます

◯『仮面ライダー響鬼
とりあえず敵の魔化魍は存在しています。倒していかなきゃいけません。弟子も取って、今後もずっと対処していくようです。魔化魍は人間に例えるならば、いなくならない犯罪者であり、それを取り締まる警察に当たる「鬼=ライダー」は退治し続けなければなりません。
当初のまま世界は変わらずです。ここまで書いてなんですが、これ、ハッピーエンドなのかな?

◯『仮面ライダードライブ
主人公は本来である警察官としての業務に就いております。その後、同僚とも結婚しました。仕事の悩みあれど、順風な人生を送ることでしょう。OVAでは、ちょいとロイミュードが復活したりしましたが、そこは仮面ライダーマッハことにがんばってもらいましょう。

とりあえず本人はいいんじゃない

◯『仮面ライダーゴースト
一度は死んだ身なれど、最後は無事に身体が戻ってきた主人公。めでたし、めでたしである。だけど一緒に戦ったライダーたちは、なんか環境悪そうな世界を救うべく旅立っていきました。OVAを観る限りでは苦労しているようです。

【幸福度:良】ちょっと気になる

敵がいます

◯『仮面ライダーカブト
人類滅亡を画策した敵は倒しました。主人公も豆腐を求めて彷徨っているくらいなので平穏かと思われます。しかしながら共存とはいえ、人間に化ける異種と暮らしていくわけです。人間がそうであるように、異種(ワーム)にも様々なやつがおり、迷惑をかける事件が勃発するのではないでしょうか。仮初めの平和な気がしてなりません。

◯『仮面ライダーキバ
敵は倒したし、兄ちゃんとも和解し、一緒に戦ったライダーは結婚するし、問題なしである。と、思いきや、未来からきた息子が「ネオ」がついた敵の襲来に助けを求めてきた。戦いはまだまだ続くという点は日常の続きに思えるが、問題は未来からというところだ。敵の力は未知数である。未来の敵である。本当に力が及ぶのか不明なため、安心ができません。

【幸福度:可】結果は向こうに

主人公は大変そう

◯『仮面ライダーエグゼイド
いろいろ問題も解決して結果は良い方向へ行きます。しかしながら医者という立場が、仮面ライダーとは別で大変な目に遭っていくのではないか。余計ながら憂慮するわけです。

ちょっとせつない

◯『仮面ライダーオーズ
主人公は消滅した相棒の復活させるため諸国放浪です。友人たちも応援してくれています。けれども目処の立たない旅ではあります。それでもいつかを信じて巡り続けるのでしょう。

【幸福度:低いかもしれない】主人公が辛そう

主人公は傷心

◯『仮面ライダークウガ
世界を救いました。けれども主人公当人は心身ともに傷ついたまま旅に出ています。周りの人々も心配しながら待つしかありません。

別の世界

◯『仮面ライダービルド
世界を救うために、新しい世界を創造する。そこに主人公の存在はなく、けれども相棒といえる親友は一緒にいる。きっとこれから自分たちの居場所を作っていくでしょう。我が身を捨てての得た平和で、そう信じたいです。

【幸福度:?】もしかして

◯『仮面ライダー555
とりあえず敵を倒した。のんびり河原に寝そべる主人公である。しかし、その主人公は敵と同じく「オルフェノク」いや別にヒトと違うのはいいんです。ただ寿命の長さが、短命が疑われているので不明とさせていただきました。

【幸福度:高くない】厳しい

犠牲になってくれたということですよね

◯『仮面ライダー鎧武
いちおうヒロインと共にではあります。けれど新天地といえば美しいですが、人間もいないところで、いつ果てるとも知れない時間を過ごしていく。友と言えそうな者を倒し、仲間や家族とも別れ、どこぞで暮らしていく。平和のためとはいえ、なんか申し訳ない気分になります。

◯『仮面ライダー剣
世界を救うために主人公は人間を捨てました。もう二度と友と会うことはありません。職業で始めた仮面ライダーでしたが、逆に全てを投げ打ちました。

結局、辛かったのは

◯『仮面ライダーウィザード
「約束する、俺がお前の最後の希望だ」と励ましていた主人公ですが、ヒロインを救えませんでした。最後は自身の希望を探さなければならなくなる始末です。前を向くようになるにしても、傷は深そうです。

【幸福度:0】不幸である

◯『仮面ライダーディケイド
結局は、これまでのライダーを全て敵に回し戦って終わります。これまでの旅の成果はなかったということです。かわいそうとしか言いようがありません。
因みにこれはテレビに限ってのお話しです。続きは映画としたら、放送倫理会みたいなところから文句がきたテレビの最終回に、あくまで限るといったお話しです。

【幸福以前のお話し】ともかく悲しい

◯『仮面ライダー龍騎
発端は悲しい兄妹からである。妹を救いたい兄の一心からである。けれどもそれによって生じる犠牲を失くすため、自分たちが生存できる可能性ある世界を閉じる。仮面ライダーを消すことで世界というより、他の命を守る。ただただ悲しいとしか言いようのない幕の閉じ方である。

【総括すれば】毎年毎年です

平成ライダーに悲惨極まりない結末はないが、手放しで喜べる幸福な結末もそれほど多くない。もし大団円になったとしても、そこに至るまでぎりぎりの状態である。どこかもの悲しいという感じがする結末が一番多いような気がする。
それにしても平成に最終回を迎えた作品だけでも19作品連続である。ストーリー作りだけでも、スタッフの苦労が偲ばれる。だが今後も命を削ってでも(笑)全てを観終わった視聴者に感動を与え続けてくれるよう、お願いするのみである。