【これはいい】地球の放課後 全6巻

2019年3月11日

少し事情がありまして、大量のコミックを引き取ることになりました。たいした事情ではありません、せどりに失敗したそうです。自分もアマゾンを利用して所蔵していた本の整理に活用したこともあります。ちょっとしたお小遣いになったものです。

本格的に参入しようとして失敗したようです。もう在庫を見たくないそうです。そのうちのコミックを引き取ることにしました。本には罪がありませんからね(笑)。

以下、ネタバレ及び独自解釈による偏見(笑)が含まれますことをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【久しぶりの】吉富昭仁

吉富昭仁を知るきっかけはアニメです。1997年1月9日 から3月27日まで放映された『EAT-MAN』全12話。後に『ノワール』や『MADLAX』など、数々の作品を残す真下耕一が監督です。
当時、共に観ていた友人と「変なアニメだね」と言っていたものです。それくらい解り易さなど無用とばかり尖っていた演出がなされていました。記憶に残っています、はっきりではありませんが。
ちなみに第二期ではありませんが、1998年10月7日 から12月23日までの放映でスタッフ一新のもとアニメ化されましたが、記憶にない。観ているはずではあります。現在、見返したら印象が変わるかもしれませんが……いずれ時間ができたらということで。

原作コミック『EAT-MAN』はおもしろかった。もちろん全巻を揃えて今でも自分の書棚に並んでおります。

ただそれきりになってしまったのは『EAT-MAN』以上の作品はもう出ないだろう、と勝手に見切った自分の怠慢のせいであります。

『地球の放課後』を読了してつくづくそう思います。

【ゆっくりまったり】でも油断してはいけない

だ〜れもいない終末の世で、天才的な男子と女子が3人というハーレム世界です。そこがメイン・テーマではありませんが、大事な要素です。
男子は草食系です。一方、女子二人(1人は幼い)は誰もいない世界で子孫を残すため、がんばらなければいけないのではないかと悩みます。要は男子が好きなわけです。青春します。
がんばる青春が、お色気を生みます。笑いを生みます。そして、涙を誘います。

ゆったり楽しむ生活を送っていきますが、世界から人間を消し去った奇怪な黒い物体ファントムが出現します。人間を輪切りにして消滅させる怖いやつです。こいつのせいで油断ならないことも、たびたび発生します。

【おお、そうなんだ】伏線だったんだ

海外ドラマを観ると話しを引っ張るだけ引っ張って、オシマイと投げ出すパターンをよく散見します。

もしかして『地球の放課後』もそうしたパターンに近いかもしれないなぁ、と途中そう思いながら読んでおりました。まったく失礼なことです。

実は最後に向けて回収される伏線は1巻から示されていました。ところどころに伏線が撒かれておりました。読み返せば思い当たるという、まさしく見事なストーリーです。スローライフの描かれ方にすっかり騙されてしまっていました。

なぜ、主人公を含めたこの4人だったのか。タイム・リープが起こるわけ。ファントムの中に見える星々の意味。4人の飼い猫である「ぼんきち」ですら、重要なキーになろうとは!

いうわけで、また読み返すわけです。

【まったくもう】きりがないよ

これだけ終末ストーリーでありながら、爽やかに終わるんだもんなぁ〜。実は複雑な設定あり、でも男子にとって夢見た展開ばかりだったり。

『地球の放課後』『EAT-MAN』の隣りに並ぶことは決定です。しかもたかだか6巻です。多少の苦労(笑)でスペースは確保できます。

それにしても、吉富昭仁はおもしろい作品を描いています。また追わなければならないでしょう。しかし部屋に本が横積みされた状況なんです。

読みたい、観たいにきりがありません。どこまで自分はいけるのか、早くも自信を失う今日この頃です。


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